実際にお金を借りしてみたいけどカードローン/キャッシングの使い方がよくわからないという方は多いはずです。初めての方が多いでしょうから、当然の悩みだといえるでしょう。一度使い方を覚えてしまえば、次からは戸惑わずに利用できるようになります。もちろん、計画的に利用することが一番大事ですが、万が一、お金が足りなくなってしまったときの対策として使い方を覚えておくのは生活の術だといえます。ここでは完全な初心者の方でもわかるように利用方法の手順をわかりやすく解説していきます。
利用・審査の申し込み
カードローン/キャッシングを利用するにはまずは審査の申込みをしなければなりません。審査の申込方法は、窓口から、自動契約機から、などいくつかありますが、一番便利なのは「インターネット」から申し込むことです。
インターネットであれば知らない人と顔を合わせることもないですから、面談なども必要なく、よりスムーズに申し込みできます。サービスの利用を他人にバレたくないという方はインターネットでの申込みが特におすすめです。
インターネットで申し込みすると審査がすぐに返ってきます。大手の消費者金融では約30分ほどで審査結果が知らされますので、かなり審査時間は短くなってきています。ただし、数日から2週間程度かかるところもありますので、どのぐらいかかるのか事前に確認しておく必要があります。
クレジットカードを使ったキャッシングの場合には、まずクレジットカードを発行する必要があるため審査にはある程度時間がかかり、その後、郵送でクレジットカードが送られてきますので、カードの到着に1〜2週間、長いと3週間ほどの時間を要してしまいます。なるべく早くカードローン/キャッシングを利用したい場合には大手の銀行・消費者金融を選ぶのがおすすめです。
必要書類の入手
審査結果を受け取ったら、次は「必要書類」を入手します。主に本人確認書類と収入証明書が必要になってきます。
本人確認書類は免許証をはじめ、パスポートならそれ1つで大丈夫です。健康保険証の場合は住民票が合わせて必要になってきます。現在お住いの住所と本人確認書類の住所が異なる場合は、光熱費の支払い等に使われる支払証明書が必要になってきます。
収入証明書は源泉徴収票や確定申告書、もしくは給与明細書の提出を求められます。源泉徴収票と確定申告書は最新のものが1部ずつ必要で、給与明細書の場合は直近2ヶ月分と賞与明細書1ヶ月分が必要になるので、手間を考えると源泉徴収票もしくは確定申告書を用意しておくのがおすすめです。
ただし、消費者金融によっては融資額が50万円を超える場合、他社の利用残高と今回の融資額の合計が100万円を超える場合以外であれば収入証明書は不要となります。銀行の場合も融資額によっては収入証明書が不要(200万円まで、300万円までといったように各銀行で基準は異なる)となります。
インターネットで申込んだ場合、申込みに使ったメールアドレスに手続きのメールがきますので、そのメール内のURLに飛んでいただき、そこからスマホのカメラで撮影した必要書類(本人確認書類や収入証明書)を画像にして送ることになります。これが郵送になるとコピーの手間が増えたりしますので、やはり、インターネットからの申込みが一番ラクチンだといえます。これであとはカードを受け取れば早速利用できます。カードの受け取りは無人契約機、店頭窓口だと即日発行に対応しています。郵送だと後日になります。
ATM・CDでの借り入れ方
カードが手に入ったら、提携ATMやCD(キャッシュディスペンサー)で実際に借り入れを行うことが可能になります。サービスによって細かな点は変わってきますが、おおまかな借り入れの流れも解説します。
1.「お引き出し」※1を選択
2.カードを挿入→暗証番号を入力
3.「カードローン」または「キャッシング」※2を選択
4.「借り入れ金額」※3を入力
5.カード・明細・現金の受取
※1 ゆうちょ銀行の場合は「カードローン・キャッシング」と書かれた項目を選択します。
※2 CD/ATMの種類によってはキャッシングが「ローン」、カードローンが「リボ」と表示される場合があります。
※3 一般的には1万円単位で指定することになります。
ATM・CDでの返済方法
1.「お預け入れ」を選択
2.カードを挿入→暗証番号を入力
3.「返済項目」※1の選択
4.「返済金額」の指定→入金
5.カード・明細・おつりの受取
※1 返済項目はキャッシング(リボor一括)、リボ払い(分割)を選択することができます。
今すぐ作っておけば急な予定でも焦らず済む
実際に融資されるまでは借り入れた履歴は残りません。なので、今すぐに借りる必要がなくても、今後、借りる予定ができそう、数ヶ月後に大きな出費がある、といった場合にはとりあえずカードだけでも作っておくことをおすすめします。いざお金が必要になった時にすぐに借りられない状況にならないようにするためです。カードは維持費がかからないので持っておいて損はないです。まずはインターネットから申し込みをして手元にカードを持っておけば、いざというときの出費にも備えることができます。